二人目以降の不妊治療をするとなると、託児所つきの永井マザーズホスピタルは魅力的に思えます。
しかし、ネット上の口コミを調べてみると、不妊治療に対する永井マザーズホスピタルのものはどちらかというとあまり良くない……。
本記事では、
- キッズランド(託児所)利用の流れ、料金、実際に利用してみた感想
など、私が永井マザーズホスピタルに興味を持ったきっかけは、託児所があることだったので、まず始めにキッズランドについてお伝えします。
なお、情報は2020年時点のものになります。現在も同じとは限りませんので、あらかじめご了承ください。
実際に不妊治療した体験談は別記事になります。
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キッズランドについて(おおまかな説明)
預けられる子どもの年齢は、生後4ヶ月~3歳未満の乳幼児です。
また、子どもに風邪の症状がある場合は預かってもらえません。
同じ時間内の子どもの定員は6名~9名で、保育士さんが3名ほどいらっしゃいました。
病院が開いている日は、基本的に託児所も開いています。
託児所は9時半~なのに対し、病院での検査が9時開始、という日があったのですが、病院付属の託児所というだけあって、その日は9時から預かってもらえました。
空きさえあれば、結構柔軟に対応してもらえる印象を受けました。
キッズランド利用には予約が必須
永井マザーズホスピタルの診察自体は予約不要ですが(初診の場合であっても特に予約は必要ありません)、託児所については予約が必要です。
参考
永井マザーズホスピタル キッズランドのホームページ
↑のホームページにキッズランドの電話番号があるので、事前に電話で予約をしましょう。
予約時間の5分前(10分前? うろ覚え)からしか預かってもらえないので、早めに着いてしまった場合は予約時間前まで待つ必要があるのでご注意ください。
持ち物は?
おむつ、着替え、飲み物(常温保存可能なもの)などで、初回に電話予約した時に教えてもらえます。
コロナ流行前は、クッキーなどのおやつを持たせると食べさせてくれました。
(コロナ流行後からは厳しくなり、おやつはなしになりました。)
預ける前にはおむつ替えをしてから預けます。
最初に預けていた頃は事前のおむつ替えは求められなかったのですが、途中から求められるようになりました。
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実際にかかる費用は?
↑のホームページにあるとおり、費用は無料(2時間)ですが、最初に登録料として1000円払いました。
2時間無料とありますが、診察が2時間以上かかることはないので(大抵1時間以内、早いと30分以内という日も)、毎回無料で預かってもらえると考えて問題ないです。
「2時間超えたらお金がかかりますか?」
と最初に質問したのですが、仮に2時間以上診察がかかってしまった場合も、病院が混んでいるということであれば引き続き預かってくださる、とのことでした。
民間の託児所だと1時間1000円、ファミリーサポートでも1時間700円とかかかるので、無料で毎回預かってもらえるというのはとても有り難かったです。
予約のとりやすさは?
ホームページには「予約は1ヶ月前から可能」とありますが、不妊治療の場合、そんなに事前に予約なんてできませんよね。
私は検査とタイミング法での通院だったので、
「明日の○時から予約が必須!」
と直前での予約はあまりしたことがないのですが、1週間前であれば希望の日時で予約がとれました。
2営業日前に予約した時も、30分ほど時間をずらせば予約可能、とかでした。
私の話ではないのですが、子どもを迎えに行った時に、受付で予約の話をしていた方がいらっしゃいました。
その方は病院の予約の時間の関係で、「明日の○時になんとしても予約をとりたい」と希望されていて、しかしその時間だと空きがない、といった状況でした。
キッズランドで対応されていた保育士の方は、「空きがないので無理です」といった返答ではなくて、なんとか託児所の空きがある時間に病院の予約をずらせないか、病院と調整をしてくれそうな雰囲気でした。
託児所利用経験のない子どもを預けても平気か?
↑の質問については直接キッズランドの保育士さんに聞いたわけではないので、あくまで私の所感になります。
うちの子はキッズランドが初めての託児所でした。
今までは家族以外に預けたことはなかったので、泣いてしまうかな? と心配していたのですが、見慣れぬおもちゃに夢中になり、初めて託児所に預けた日は、「帰りたくない」とぐずる程でした。笑
子どもによっては預けられている間中泣いている子も見ましたが、保育士さんがうまくあやしてくれていました。
上にも書きましたが、永井マザーズホスピタルの婦人科は予約不要にもかかわらず待ち時間があまりないので、仮に泣いてしまっていたとしても、割とすぐ迎えに行くことができます。
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キッズランド利用の流れ
電話予約したあとの、当日の流れです。
①永井マザーズホスピタルへ行く
キッズランドと永井マザーズホスピタルは別の建物なのですが、まずは永井マザーズホスピタルへ行って「キッズ利用中カード」を受け取る必要があります。
「キッズランドを予約しています」と言うと、もらうことができます。
通常は受付で、受付をすませたあとに「キッズ利用中カード」をもらえるようですが、コロナ流行中は病院の入り口に人が何人か立っており、その人たちの誰かに「キッズランドを予約しています」と伝えると、カードがもらえました。
②キッズランドへ行く
キッズランドは、永井マザーズホスピタルの入り口と道路を挟んだ向かい側にあります。
いつも門が閉まっています。その門を開け、中に入っていきます。
初回は入会の手続きで、会員登録申込書を記入したり、登録料を払ったりなどがあります。
「お子様当日メモ」というのは毎回提出する必要があり、初回は行ったその場で紙をもらって書きます。
2回目以降は、子どもを迎えに行くと紙をもらえるので、家で書いて持って行く感じです。
朝ご飯を食べたのは何時か、どのくらいの量食べたか(いつも通り食べた、あまり食べなかった、など)、最後におむつを替えたのはいつか、など預ける日の子どもの様子を書く紙です。
予約時間になったら、子どもを預かってもらえます。
③診察
永井マザーズホスピタルに戻って、診察です。
④キッズランドへ迎えに行く
子どもを迎えに行くと、その日の子どもの様子が簡単に書かれた紙がもらえます。
どんなおもちゃで遊んでいた、○○とよく言っていた、など。
子どもの様子が書かれた紙をもらえるのは、個人的に嬉しかったです。
また、次回用の「お子様当日メモ」をもらうのもこの時です。
次の受診日が決まっている時は、次の予約をとって帰ります。
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⑤永井マザーズホスピタルでカードを返す
最初に病院でもらった「キッズ利用中カード」は、子どもを迎えに行ってから、病院の受付に返します。
コロナ流行中は、入口にスタッフがいたので、その人たちに返却をすれば大丈夫でした。
キッズランド利用の感想:大満足
キッズランド内の雰囲気はよく、わが子は楽しんでいるようでした。
とはいえ、初めて預けた時が一番楽しみ、回数を重ねるごとに「ママまだかなー」という雰囲気をにじませつつありましたが……。
無料で預かってくださり、保育士さん始め、病院の方々には感謝しかありません。
ただ、私は数ヶ月で転院することを決意します。
一番の理由は「電車での通院はつらかった」こと(私はペーパードライバー)。
駅から病院までは距離があり、バスが出ているものの(1時間に1本程度)、子連れにはつらい。
また、キッズランドの予約できる時間が、バスの時間とうまく合うとは限らない、ということも大変でした。
診察の体験談については別記事にて紹介します。