「ディップフラワーの教科書(講談社)」を参考に、初めてのディップフラワーに挑戦してみました。
ディップフラワーを作り始めてすぐ抱いた感想としては、
「ヒルナンデス!(放送日:2018年9月5日)」でのドケチ隊は簡単に作っているように見えたけど、テレビで見たほど簡単ではない。
でした。当然のことかもしれませんが…。
ワイヤーで最低限納得できるレベルのものを作るには、1回作っただけでは上手く行きませんでした。
ドケチ隊の方は実は何度か作り直しているか、私よりずっと器用な方たちばかりだったのか、それとも先生に見てもらいながらやると違うのか…。
「ディップフラワーに興味はあるけど、自分にできるか心配」という方向けに、不器用な私が本を見ながら独学で作った時の感想を書きます。
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難易度1、鈴蘭のピアスに挑戦
「ディップフラワーの教科書」では、難易度別に作り方が載っています。難易度は星1つ「★☆☆」から星3つ「★★★」まであるのですが、「★☆☆」の作品の中にも難易度に差があるように感じます。
雑誌を一通り目を通し、5月の誕生花、鈴蘭のピアスを制作することにしました。
※上の画像をクリックすると、楽天の商品ページに飛びます。
少し見にくいですが、右側のページ、下から2列目が作ろうと思った鈴蘭のピアスです。
本の説明が上手く理解できず、苦戦
読解力の問題でしょうか…。笑 一番最初にワイヤーで形作ったものは全く形にならず、どう作ればよいのか悩みました。
苦戦の末、どう作ればよいのか分かった時にもう一度本を読むと、ちゃんと本にはその通りに書かれているんです!笑
ただ、本には最低限の方法しか書かれていないので、「もっと綺麗に作るには」といった時のコツは自分で見出すか、ディップフラワーの経験者に教えてもらうしかないのかな、という印象を受けました。
ワイヤーは1時間練習するだけでかなり上達する
苦戦の末、一番最初に何とか花の形になったワイヤーです。やり方が分からず、一つ一つ花びらの形を指で形成していたため、花びらが不揃いになってしまいました。花から茎に移り変わる部分も汚いです。
何回かやり直した後のワイヤーが下です。上の写真よりかはマシになりました。
ワイヤーを指でいじり過ぎないことが、綺麗に見せるポイントのような気がします。花びらは、5枚同時に整え、その後開きました。(見落としていただけで、教科書に書かれている方法です笑)
鈴蘭にしたいので、本で方法を見て丸めました。
ワイヤーが汚くても、ディップ液に漬けるとそれなりに見える
初めてディップ液につけた時は、感動しました。ワイヤーで形作った花はあまり綺麗でなくても、ディップ液にさえ漬けてしまえばそれなりに見えます。笑
ディップ液クリヤーを使用し、ダイソーで購入したマニキュアで色付けをしました。
作業の工程が進めば進むほど、それっぽく見えてきます。笑 ワイヤーの不揃いさも、ディップ液とマニキュアでごまかすことができ、ディップフラワーをやっていない方に見せたら「綺麗!」とも言ってもらえました。
強化液にはコツが必要そう
個人利用であればディップ液+マニキュアで問題ないと思うのですが、
- できる限り長持ちさせたい
- 自分の作ったものを売りたい
と考えるなら、強化液(ストレンスナー)を使用するのが必須だと思います。良い例えが思い浮かばずすみませんが、
- ディップ液+マニキュアのみ:落ち葉
- ディップ液+マニキュア+強化液:防振で家具の下に配置しているゴム
くらい違います。
(補足:「防振で家具の下に配置しているゴム」は↓のようなものです。)
作った鈴蘭に目打ちで穴を開ける時も、強化液までつけたものは穴開けに少し時間がかかりましたが、ディップ液+マニキュアのみのものは、すぐ穴が開きました。
強化液をつけると、ただ硬く丈夫になるというより、ゴムみたいな薄い膜でコーティングされ、弾力がつきます。
強化液をつけるのはコツが必要そうだなーと思いました。
- ディップ液と違い、ムラができてしまう
- ワイヤーに強化液がつくと、次の工程に支障が出うる
実際、何も考えずに強化液をつけてしまったので、次の工程で座金やメタルビーズをつける時に苦労しました。
花の根本の茎部分に相当するワイヤーが強化液によって太くなっていると、座金やメタルビーズが通らないんです。ビーズが通るように削ったり、力づくで通したり、苦労しました…。
いかに綺麗に強化液で仕上げるか?は今後もう少し考える必要がありそうです。
最終的な仕上がりはワイヤーの形成で決まる
鈴蘭の花を合計6つ作っていたのですが、そのうち2つはビーズを付けている段階で脱落しました…。笑 目打ちでの穴あけに失敗したのが1つ、ワイヤーをいじり過ぎたために茎の部分が切れてしまって、それ以上作成できなくなったのが1つです。
花の芯の部分にパールが1つついているのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
ワイヤーが多少汚くても、ディップ液やマニキュアの工程でごまかすことはできると書きましたが、やはりワイヤーの出来でディップフラワーの出来も決まるような気がしました。
この鈴蘭たちをピアスまで仕上げる気になれず、写真を撮ったあと、ビーズのパーツだけ回収してバイバイしました。練習あるのみですね! 教科書に載っているディップフラワーは、ハンドメイドのネットショップを開く前に一通り作ってみようと思っています。
ディップフラワーの教科書 実寸型紙付き!! ワイヤーをディップ液にくぐらせて作る
ユイカ
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