細かい作業は苦手なのですが、ハンドメイドのピアスを販売を始め、なんとか1つを売ることに成功しました。
関連記事
「不器用でもなんとかなる!」と思って始めたハンドメイドアクセサリーですが、最近はなんだか乗り気になれず、制作作業が滞り気味です。
その方の考え方次第ですが、正直なところ、不器用だとハンドメイドのピアス販売は難しいかな…と感じています。
不器用だとハンドメイドのピアス販売が難しい理由をまとめてみました。
1.壊れないか心配でならない
売れた時は正直なところ、「嬉しい気持ち半分、心配な気持ち半分」といったところでした。
すぐに壊れてしまうのではないか…という不安な気持ちがつきまとい、かなり念入りに品質のチェックをしました。
そしてぶっちゃけた話をしてしまうと、どうしても不安がぬぐえず、器用な夫に最終仕上げをしてもらいました。笑
丸カンとチェーンや、丸カンとピアスのキャッチの接続部分が心配でならなかったので、夫のおかげで綺麗な状態でお客様に送ることができました。
「ノークレームノーリターンで」と記載されている方もいますし、1つの選択肢としてありだとは思います。
ただ私としては、物を売る以上は自分の売ったものに責任を持ちたいですし、心を込めて作ったものがすぐ捨てられてしまうくらいなら返却してほしい、と思うので、ノークレームノーリターンとは言えないです…。
購入してくださった方から「全体的に気に入っています」と感想を頂けましたが、数か月経つ今でも「壊れていないかな?」と少し心配になります。
2.制作にとにかく時間がかかる
ピアス制作の場合、ピアスのデザインにもよりますが、
- チェーンを該当の長さに切る
- 丸カンとチェーン・丸カンとピアスのキャッチを繋げる
といった作業が発生します。
何度か練習もしましたが、個人的にはこれらの作業が苦痛でなりません。笑
器用な夫だと数分で行える作業が、不器用な私が行うと1時間程度かかります…。
そして品質面でも、夫が繋げてくれたアクセサリーの方が綺麗。
作業自体が好きであればそのうち実力も伴ってきて問題ないと思うのですが、好きだと思えないのであれば、ただの地獄です。
これだけの手間をかけて、本当に売りたいのか? と問われた時、私は素直に「はい」と思えません。
3.販売価格をそれほど高く設定できない
売れているハンドメイドピアスを見てみると、よほどの人気作家のピアスでない限り、1000円~2000円程度が多いように思えます。
人気のある方のであっても、3000円程度が相場なのではないでしょうか。
実際買う側になってみて、私も自分が買うとしたら、ハンドメイドのピアスは1000円代くらいしか出せないかな…と思いました。
かなりの実績がある方、有名な方であれば別ですが、面識のない方の手作りを購入するにあたり、「万が一失敗してもいい値段」と考えると、私の限界は1000円代でした。汗
定期的に一定数売れるなら話は変わってきますが、私の場合売れるかどうか分からないレベルなので、ピアス1組作るのに1日程度かかります。
材料費などの経費+利益1000円見込むと1000円後半程度の値段設定になるのですが、日給1000円(売れるとは限らない)と考えると、そこまでこの仕事にこだわる理由が見えないです…。
まとめ:不器用かどうかは問題ではなく、その作業が好きかどうか
以下3つの理由から、不器用だとハンドメイドのピアス販売が難しい旨を記載してきました。
- 壊れないか心配でならない
- 制作にとにかく時間がかかる
- 販売価格をそれほど高く設定できない
ただ、「1」の「壊れないか心配でならない」は別にして(私の場合心配性な性格ですが、そうでないのであれば気にならない方もいらっしゃると思います)
「2」と「3」は好きであればクリアーできる点だと思います。
私はどうしても丸カンが好きになれないので、ピアスではなく他のアクセサリーに変えようかな…と早くも方向転換を模索中です…。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
2019.2.21
ユイカ
本記事に関連する記事
-
-
FIAT
続きを見る
-
-
不器用、初めてのディップフラワー
「ディップフラワーの教科書(講談社)」を参考に、初めてのディップフラワーに挑戦してみました。 ディップフラワーを作り始めてすぐ抱いた感想としては、 「ヒルナンデス!(放送日:2018年9月5日)」での ...
続きを見る