「ディップフラワー」は別名「アメリカンフラワー」とも言われているので、アメリカ発祥のアートで、ディップ液はアメリカから輸入されている(もしくは、ディップ液の作り方の技術をアメリカ本社から譲渡されている)ものだとばかり思っていました。
アメリカに行けば、本場のアメリカンフラワーが見られるのだろうか、とも思っていたのですが、どうやら違うようです。
ディップフラワーの別名はアメリカンフラワー
私が初めて知った時は「ディップフラワー」と紹介されていたので、私はディップフラワーと呼んでいるのですが、もともとは「アメリカンフラワー」の名で親しまれてきたアートです。
アメリカでも同様にディップフラワーの職人がいるものだと思い込んでいたのですが、ディップフラワーを教えてくださっている先生に伺ったところ、
- 日本人が初めて出会ったのはアメリカ(カリフォルニア)だったけれど、ディップ液の技術は日本独自(株式会社トウペ)のもの
- 現在のアメリカではアメリカンフラワー(ディップフラワー)は行われていない
と教えていただきました。
液の特性上、飛行機に乗せてアメリカから日本へ液を持って来られなかったそうです。そのため、話を持ち掛けられたトウペ社で液を独自に開発し製造していくことになりました。
ディップフラワーを私は最近になって知りましたが、アメリカンフラワー(ディップフラワー)の歴史は長く、もう40年になります。
始まった当時は手作りの花がブームだったそうで、トウペ社の他にも数社ディップ液を取り扱っているメーカーさんがいたのだとか。(当初、トウペ社の他に数社取り扱っていた、という情報はインターネット検索してもそれらしい情報が見つからず、あくまで私が先生から聞いた情報になります)
ディップフラワーは今ブーム?
インターネットでディップ液を購入した時そのお店の方から聞いたのですが、ディップフラワーは今ブームが来ているのだそうです。
テレビで見て私が興味を持ったくらいなので、きっと私と同じように興味を持った方は多いのだろうな、と思います。
始めたきっかけがブームだったとしても、長く続けることが重要だと思うので、ブームに惑わされることなく、自分のペースで技術を身に着けていこうと思います。